2007.4.25 IN STORES
YPA4027/2310YEN(INCLUDES TAX)
共鳴する魂を求めて、この世界を旅して作り上げた音。
放浪のドレッド、シャギー・トージョーが、ピアニカとケテ・ドラムを片手に、旅の先々でセッションを重ねて形作った音像群。80年代以降、全方位にレゲエを進化させてダンス・ミュージックを作り続けてきたロンドンの息吹。路上のサウンド・システムのプレイが、ヒップホップの誕生を促したニューヨーク・ジャマイカンのプライド。あらゆる音楽を消化吸収する情報大国日本だからこそ産まれ得る感性。そこに縦糸、横糸として張り巡らされたトージョーの飽くなき「ルーツ・レゲエへの憧憬」の念が凝って、CDの銀面に定着した音。ジャマイカには無い異形のレゲエ・ミュージック。深いインナー・トリップへと誘う重低音の子守唄。極東発、ロンドン、ニューヨーク経由、ニュー・ルーツ・サウンド最前線。このヘヴィなベースが最強のファンクに聞こえるグルーヴ・ジャンキーに贈る脳天直撃盤。再生へ向けて「突然の崩壊」が始まる。


THE RECOMMENDATIONS

It is great to see Shaggy Tojo, one of Japan foundation rasta makes his
debut release. The world will welcome Shaggy as a roots rasta ambassador!
Mad Professor

Hail up to all Jah people all over the world. Let music be the healing of
the world. The singers and players of instruments will be there to give
praises to the almighty. Let the Kings music touch your inner soul.
Blessed are the visionists that keep Jah vibes alive. Peace and Love To One
and All.  Jah Love    
Aba-Shanti-I and The Shanti-Ites

日本は、“視点のかたより”という点において考えると、明らかにレゲエ後進国です。 ボブ・マーリー以降、レゲエはロックやジャズのようにインターナショナルな音楽になりました。インターナショナルな音楽なのに、何故日本のレゲエ・ファンの大多数は、ジャマイカ流の音楽にしか目を向けないのでしょうか?日本にも“成熟した”レゲエ・シーンがありますが、そのシーンが生産する音は、大なり小なりジャマイカの音のトレンドを、直接的/間接的に意識している。確かにレゲエの駆動力となっているジャマイカ流のメディア=サウンド・システムには、リリース直後の新曲をプレイして大衆を啓発する重要な役目があり、日本のサウンドの多くもその流儀を踏襲してジャマイカ産の新曲をわれ先にプレイするし、日本のサウンド・プロダクションの多くがそのサウンド・システムと一体化している以上、日本のシーンから生まれる曲の大多数が、ジャマイカのニュー・トレンドを意識したものになるのは自然なことといえます。ところが、レゲエはそれだけではない。イギリスやヨーロッパ大陸に目を向ければ、レゲエという音楽を、ジャマイカのそれとはまた別の意識のフィルターを通して創造している一大シーンがあります。70年代ルーツ・レゲエのスピリットとダイナミズムを純化培養しながら、人間の作り上げたテクノロジーと、ディープ&ルーツィなビートとの自然な融合を模索する中で、レゲエのスピリチュアリティを前面に押し出すクールでハートフルな音楽。ケミカルな電子音を人間が制御し切るからこそ、そしてそこに人間の体温、希望への情熱、祈りの深さを丹念に注入するからこそ、その音楽はとても人間臭く、心臓の鼓動に呼応するピュアなダンス・ミュージックとなります。そんなディジタル・ルーツ、ディジタル・ダブ、ステッパーズなどと様々に形容されてきた範囲の音楽スタイルの粋を1枚に集めたような、実に芳醇なアルバムが、このShaggy Tojo初のプロデュース作品集です。CD/レコード・ショップの方、ジャーナリスト諸氏など、音と情報の送り手の人たちこそ、まず、リラックスしてこの音に耳を傾けて欲しい。これまで欧州で多数制作されてきたディジタル・ルーツのアルバムの中でも、ここまでゴージャス、かつ楽しく、気分が高揚させられるものは、そう、ありません。この自国アーティストの作品を誇らしげに思えないとしたら、やはりこの国はレゲエ先進国にはなれないと思います。

鈴木孝弥



PROFILE
Itack a.k.a ShaggyTojo

パーカション/ピアニカ奏者であり、ニューヨークを拠点に活動するルーツ・サウンド・システム「Black Redemption」の日本支部のメンバー。ITack<イタック>はアイヌ民族の女性シャ−マンが命名したアイヌ名。シャギーはエチオピアの皇帝ハイレ・セラシエが飼っていたライオンのに名因んでいる。1971年3月11日生まれ。
17歳の時にインドの老人ホームで働いた頃からルーツ・レゲエと出会い、90年初めに来日したイズラエル・ヴァイブレーションやオーガスタス・パブロ、リー・ペリーのライヴ・ステージを見て、大きな衝撃を受け、ラスラファリズムに傾倒、それに共鳴する精神文化を求め、国内を放浪する。その結果、ラスタの英知と文化に対する知的探求心が更に高じ、ジャマイカを訪れ、著名なラスタマン、ドクター・バガやラスタのコミュニティに滞在。オーガスタス・パブロ、ジュニア・デルゲイドや、彼等の回りにいたミュージシャンと交わすことの出来たわずかな貴重な会話や時間が音楽的な重要な基礎となる。最初のレコーディングはそのジャマイカ来訪時の、友人に招かれたパブロ・ヤードでのロイド・ヘミングスのセッションだった。

その後、日本におけるニュー・ルーツ・スタイルのオリジネーター、マイティ・マサこと長井政一氏のレコーディングや、ブレジン・バンドやダブセンスマニア、ダブ・ネイションといった国内ルーツ・レゲエ・バンドとのセッションでパーカッションを担当しつつ、自身のプロダクション・ワークを続けてきた。その経験の集積を元に、2005年夏にロンドンを訪れ、ニュー・ルーツ・シーン最前線のアーティスト、プロデューサー、プロダクションとコラボレートしながら、本作<Sudden Destruction>音源の制作に着手。帰国後、レーベル「Pirka Atuy」(ピリカ・アトゥイ)を設立。本作のリリースに至る。



TRACK LISTING & CREDITS

01. Zebbi Chant / Zebbi Lion, Jonah Dan, Bongo Asha
02. We Are Going Higher Dub / Zebbi Lion,
03. Food Cloth & Shelter / Iwa a.k.a. White Mice
04. Righteousness (Dub Plate Mix) / Supa UT, Bunnington Judah & Itack >>sample sound
05. Different Ways / Bullwackie & Itack >>sample sound
06. Itrol I Mind / Ghetto Priest (Asian Dub Foundation)
07. Itrol Dub a.k.a Build A Better World / Mighty Massa
08. Blowpipe / Blowpipe
09. A Kette Destruction / Jonah Dan, Bongo Asha & King Alpha >>sample sound
10. Son Of Man a.k.a. Sudden Destruction / Itack & Bongo Asha
11. King Shaka I-spiration / Shaggy Tojo & Russ Disciple
12. Jah Minded / Russ Disciple
13. Freedom / Johnny Osbourne >>sample sound
14. Dub This Ya System / Mighty Massa & Glen Brown
15. The Rastaman (Dub Plate Style) / Earl 16 & Ras Kush
16. Chant 2 / Jonah Dan & Bongo Asha >>sample sound

Produced By SHAGGY TOJO For PIRKA ATUY RECORDS

Tracks 1,2,9,10, 16 Recorded and mixed by Bongo"Nomadix"Asha at Nomadix
Studio,London,UK(Roar Recordings)
Tracks 3,13 Voiced and recorded by Ras Kush & Itack at Black Redemption
Warrior Studio,N.Y
Harmony&session arranged by Glen Brown
Tracks 6,15 voiced by Itack at Korg D-16 digital portable studio
Tracks 3 ,6,7,13,14 Overdubbed and mixed by Mighty Massa at Dub CreationStudio Japan
Tracks 11, 12 Recorded and mixed by Russ D atThe Disciples Studio London UK
Tracks 8,15 Overdubbed,recorded,mixed by Bassie at Iscense Man Yardy studio
Track 5 Recorded and mixed by BullWackie at BullWackie Studio,N.Y
Track 4 Recorded and mixed by Supa U T,Bunnington Judah at Konah StoneStudio, Leeds,UK
Gingle voice: Danny Dread,Ras Kush,U Brown, Ghetto Priest(Ras Levi)

Steven Wright and Jah Mikes who appears on original 12'"Rightouness"
courtesy by OPERATION SOUND(U.K.)